WordPressからウェブフローに切り替えてから、ここ数ヶ月で数千ドルのコスト削減ができました。私のチームは、高価なプログラマーが4~5時間かけて行っていた変更を、20分で行えるようになったのです。
頭を抱えてきたWordPressのWebサイト運営
Webサイトのリニューアルにあたり、WordPressサイトにはセキュリティや障害の問題があることが分かっていたため、この機会に調査を行い、使いやすさと安全性を兼ね備えたソリューションを探しました。ウェブフローはその代表的なソリューションでした。
楽天SLのチームは、3年以上にわたってWordPressでウェブサイトを運営してきた結果、新しいアプローチを採用する必要があると判断しました。
社内では、WordPressに大きな不満があり、いくつかの大きな問題が繰り返し発生していました。主な問題点は以下の「セキュリティの問題点」と「柔軟にできないコンテンツ更新」にありました。
- セキュリティの抜け穴: Wordpressのサイトには脆弱性があり、ハッキングの対象になりやすく、セキュリティパッチの適用やメンテナンスが継続的に必要でした。
- 開発主導のワークフロー: サイトの更新には、高額なフリーランサーを利用する必要があり、コストがかかるだけでなく、サイトの変更にはチームが望むよりもはるかに長い時間がかかっていました。
ウェブフロー導入は最高の決断の1つ
楽天SLチームは、Webサイトのリニューアルに向けて、この機会に新たな選択肢を検討しました。社内のマーケティング開発者が、セキュリティの懸念に対応し、サイトをよりコントロールしやすくする手段としてウェブフローを提案しました。そして、WordPressや他のツールでの運用と熱心に比較した結果、マーケティング運用マネージャーのサラ・スミスは「ウェブフローが主要なソリューションである」と判断しました。
さらに、チームが提案した選択肢の中で「最も安全なツール」として楽天グローバルがウェブフローを承認したので、決定はより容易になったのです。
ウェブフローは比較的新しい製品で、WordPressのように長年にわたって「実績」があるわけではないことを非常に懸念していました。一般的に広まっていないシステムを採用するということは本質的にリスクがあつため、熱心に比較調査を行いました。今にして思えば、少し過剰なほど熱心に調査したのかもしれません。しかし、この決断は、私たちが下した最高の決断の1つになりました。
ウェブフローで”迅速で、簡単で、完璧”な毎日
WordPressからウェブフローに切り替えてから、ここ数ヶ月で数千ドルのコスト削減ができました。私のチームは、高価なプログラマーが4~5時間かけて行っていた変更を、20分で行えるようになったのです。
WordPressからウェブフローへの移行を決断した楽天SLチームは、ラスベガスのWebデザイン・開発会社AdLavaと協力し、ウェブフローでサイトを再設計・再構築しました。
移行は "迅速、簡単、完璧 "でした。
楽天SLチームは、これまで外部のフリーランサーに依頼する必要があったサイトの更新を、数分で行えるようになったのです。
こうしたデザインの変更にとどまらず、コンテンツの運用に関してもサラ・スミス氏は、ウェブフローがWordpressと同等に使いやすいと感じていると話しています。
Wordpressで日々の更新の多くを行うことができましたが、ウェブフローでも同じように簡単に行えると思います。
ウェブフローの導入効果
ウェブフローでサイトを再構築し、デザインを変更してから、オンサイトのエンゲージメントが劇的に上昇しました。以前のリニューアルでも得られなかった数字です。
ウェブフローへの移行後、Sarah Smith氏は、サイトのデザインと構成が新しくなったことで、オンサイトエンゲージメントが劇的に向上したと指摘しています。
改善された指標のスナップショットは以下の通りです。
- ページビュー12.7%増加
- 直帰率27.9%減
- 新規ユーザー数9.5%増
- 1セッションあたりのページ数が3.4%増加
このようなウェブサイトパフォーマンスの指標に加え、楽天SLは、自分たちのサイトをまったく新しいレベルでコントロールすることができるようになりました。
フリーランスの開発者の都合やレビューサイクルに左右されることなく、ニーズがあればいつでも社内で即座に変更できる力を手に入れたのです!
以上、海外で最先端を走る楽天スーパーロジティクスのウェブフロー導入インタビューを紹介させて頂きました。
ウェブフローの導入検討や、疑問・質問などございましたら、ぜひ「バナナラボ」へご相談ください!